- この記事の内容は？
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現在NURO光でレンタルされている『ZXHN F660P』について、問題になっていることをまとめています。
NURO光のヘビーユーザーですっ！
突然ですが私、miztyは永らくNURO光のヘビーユーザーでございます。
一時期各所で問題になりました『パケロス』の問題も、なぜかうちではそれはもうびっくりするくらいに全く発生することもなく快適に利用していたので
なに騒いでるんだ!？
と、不思議に思っていたくらいだったりします。
きっかけはACケーブルの不具合から…
そんな快適に利用していたNURO光でしたが、先日モデムのACケーブルに経年劣化による損傷を見つけてしまいまして
あぁ…さすがにこりゃ危ないな…
と言うことで、NURO光のサポートセンターに相談しましたところ…
なんとモデムごと交換して頂けることになりました。
ありがたや～…
そこでやってきたのが『ZXHN F660P』でした。
が、先ず最初に謝っておきたいことがあります。
それは、うちでは既に問題が解決してしまったことなうえに、まさかこんなにあちこちで問題が出始めているとは思っていなかったので、画像を全く残していないんです…
なので肝心な画像が一切無いことをご容赦ください…
今まで使用していた機種が『ZXHN F660A』です。
NURO光では機器交換の場合も原則同じシリーズのモデムに交換することになります。
なので交換機種は順当に『ZXHN F660P』となりました。
Wi-Fi6に対応したNURO光ユーザー界隈でいわゆる『あたり』と呼ばれている機種です。
おおっ！ これはラッキー♪
もう二つ返事で『OK』と返しちゃいましたよ…
なぜだ？なぜ繋がらないッ!？
数日後、『ZXHN F660P』が届いて、喜び勇んで機器を交換しましたよ。
それはもうルンルンな気持ちで♪
しかし問題はここからでした…
1．まずネットには接続できる…
まずネットには問題なく接続が可能でした。
普通に繋がる。各種サイトへアクセスも可能。
少なくとも表向きには問題はなさそうです。
2．だが…なにかがおかしい
なのに何かがおかしいんです。
最初はよく分かりませんでした。
まあいいや。
とりあえずDMZの設定しようかな…
…はい。うちでは基本的に貸与されたルーターの機能は一切使わず、自前のルーターを別途利用しているのです。
ジャージうさぎルーターの機能使わんのかーい！
はい。ほとんど使うことがありません。
基本的に『NURO光』に不満はないのですが、唯一不満なのが貸与されるルーターなんですよね…
どれも海外製、しかもスマホの業界ではアメリカなどで規制が入ったメーカーの商品が多いわけです。
信用ならん…
と言うのが正直なところです。
なのでDMZの機能を使用して、別途用意したルーターで自分でセキュリティ管理してしまおう。
…と言うのが方針です。
だから『あたり』ルーターとかぶっちゃけあんまり関係がなかったり。
とは言っても、『あたり』だとか言われてたら気分良くなるじゃない？
と言うわけで浮かれていたわけですが…
その浮かれ気分は一瞬にして消し飛んだわけですよ。
設定が…出来ない、だと!？
事態はルーターにログインしてからすぐに発覚しました。
あれ？設定変更できないぞ？
オンラインマニュアルには記載のある設定変更のうち、DMZをはじめとした項目いくつかがグレーアウト…
というか、少し茶色がかったかんじで入力や変更といったことが全然できないんですよ…
他にもALGやポート転送などなど特にIPv4に関連する設定項目が軒並み設定できないという異常な状況になっていました。
他にも気になることがいくつか…
まず、WANのステータス情報がおかしいんですよ。
この画面の中でNAT、IPアドレス、DNSアドレス、IPv4ゲートウェイ、リース残時間が初期値のまま一切更新されません。
その影響からだと思うのですが、WANのランプが点滅したままです。
公式では
なーんて書かれていますが、点滅が一定間隔でデータの送受信時のようなランダム的な点滅ではないんですよね。
これ絶対IPアドレスの取得待ちでしょ…
で、その取得ができないから関連するルーターの設定ができない。
いや待てよ…
そもそもネットへは繋がってたよな…
IPv4サイトへもアクセスはできていた…
と言うことはあれか？
IPアドレスの払い出しは行われているのに『ZXHN F660P』がそれを上手く処理できていない
ということか…
トドメの事象は…
あ、VPN接続できないわ…
なんとVPN接続がうまくできないという困った事態に。
ファイヤーウォールの設定はなんとか設定変更できるので試してみましたがこれもダメ。
これは…詰みましたね。
今までできていたことができなくなってしまったとあれば、これはもうクレームですよ…
そうだ、古い機種に戻してみよう！
VPNが繋がらないのは、業務に支障が出てしまいます。
非常に困るのでONUを古い『ZXHN F660A』に戻すことにしました。
あれ？戻したけど通信がおかしいぞ？
通常、元に戻せば復帰するって思うじゃないですか。
ですがNURO光と言うサービス、そんな簡単なものではありませんでした。
なんとさらに状況悪化してしまいました！
IPV6の払い出しはできています。
ですがIPv4の払い出しができません。
これによって
IPv4サイトへのアクセスができなくなりました。
これはあとで分かったことなのですが、ONUによってNURO回線側での接続プロセスが異なるそうで、
『ZXHN F660P』が貸与されると、NURO回線側でも『ZXHN F660P』に合わせるための変更が行われるのだそう。
そして『ZXHN F660P』に切り替わったあとは、『ZXHN F660A』に戻しても回線側が『ZXHN F660P』用の通信に切り替わっているので、正しく動作はしない。
…とのことでした。
これで元に戻す手段も失ってしまった…
なんとかしてくれ…
さすがにこの状況はさらに最悪な状態なので、再び『ZXHN F660P』に切り替えます。
ですが状況はやはり先程と変わりません。
と言うわけで再びNUROカスタマーサポートセンターへお電話です。
流れとしては…
とにかく困ってるんだよと言うことをお伝え。
すると…
な、なんだってー！
その上で以下を提示してもらいました。
- ①再度同じ機種で交換
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『ZXHN F660P』同士で交換というご提案です。
ただし、まずは今手元にある『ZXHN F660P』を返送して、到着確認してからでなければ再発送はできないとのこと。
また、再び同機種で同じ症例が発生しないと約束できるかについては『約束できない』と言う回答。 - ②一旦、元の『ZXHN F660A』で接続できるように設定を戻す
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元の『ZXHN F660A』が使えるようにするというご提案です。
が、元々ケーブルの劣化が原因で相談をさせてもらっているので、この提案はスタートに戻ることを意味します。しかもケーブルのみの発送・交換はできないとのこと。
同じ機種をもう一度交換してもらっても改善できるとは思っていなかったので、①はなし。
②も結局最初に戻るだけだし、そもそもケーブルが劣化しているが分かっていて再び長期利用する気にはなれません。
これはどちらも選択しかねることをお伝えしました。
しばらく保留が続いた後に『SGP200W』と言う機種への交換はいかがかと言うご提案をいただきました。
今回の要望がケーブル劣化による交換で、WI-Fi6対応機への交換要望ではないのであれば、こちらの機種への交換であれば承るとのこと。
もちろんこの機種では同様の症例は発生していないので問題無く使用可能だというお墨付き。
NURO光ではルーターのメーカーを変更するのは、『回線契約期間中1回だけ』というルールがあること。
今回のメーカー変更はその1回になってしまわないかと言うことです…
今回はお客様からではなくカスタマーサポートセンターから提案させて頂いていることなので、そのカウントから除外とし次回お申し出があった際に対応できるようにするとのこと。
前述の通り、DMZの機能を使用して別のルーターを接続して使用しているのでWI-Fiをはじめ、NURO光貸与のルーター機能はほぼ使用していません。なので問題無く動くならもうなんでも良いわけです。
じゃあその提案でお願いします！
では今手元にある『ZXHN F660P』を返送して、到着確認できたら最速で発送します。
結局待たされるんかーい！
しかもここまでの会話時間は30分以上。
ナビダイヤルで情報料が吸われていく…
結局…
翌日『ZXHN F660P』機器発送、その5日後に『SGP200W』が届きました。
この間、問題になったVPNは全てスマホで対応することに…
いや、真面目に今回の場合はNURO光側の問題でしょ。
先に発送できるようにしてくださいよ…
交換後は快適！
交換後はこの2週間くらいはいったい何だったんだってくらいに快適になりました。
結局原因はなんだったのか…
結局『ZXHN F660P』の動作不良はなんだったんでしょう？
故障？と言うのはちょっと違うかも。
恐らくこれは、内部的な処理のエラー。
つまりはバグなんだと思います。
そして、その解決方法は恐らくひとつしかありません。
ズバリ！
ファームウェアアップデート待ち
これしかないでしょう。
そして、NURO光で問題を認識したのも今このタイミングなわけですから、新バージョンの開発は多分これから。
よって公開には時間がかかるでしょう。
再交換を拒否したのはこれが理由です。
『ZXHN F660P』に手を出すのはちょっと待った方がいいかも
恐らくNURO光も状況を認識したはずなので、新規で出荷するのはストップするのではないかと思います。
問題は既存ユーザーからの『交換要望』です。
ONUの初期設定のままWi-Fi6を使用するのであれば何ら問題はありません。
Wi-FiのSSID等の変更は問題無くできます。
ですが、
設定変更を行う場合は注意が必要です。
特にIPv4に関連する細かい設定変更はほぼできないと思ってください。
またVPN接続にも支障が出る可能性が高いです。
現時点で公開されているファームウェアバージョンは『V1.0.10P5N9』です。
どうしても『ZXHN F660P』を希望されるのでしたら、少なくともこの次のバージョンが公開されるまでは、待機することをおすすめします。
ちなみに『SGP200W』ですが、WI-Fi5であることを除けば特に問題なく使えるルーターでした。
DMZ機能を使用して違うルーターを使用する方であれば設定も簡単ですし、『ZXHN F660A』よりも速度も向上しましたので普通におすすめです。
以上、参考になれば幸いです…