御社に社内システムってありますか?
今となってはどこの会社でも社内業務をするにあたって
パソコンを使って入力をするのが当たり前。
そう言っても差し支えないくらいに世の中にパソコンは浸透してきました。
今となっては余程のことが無い限りは社内にパソコンが置かれていると思います。
そしてその利用用途の大半は
社内で業務をこなすため
に設置されているはずです。
まさか遊ぶために置いているなんてことは無いはずです。(あるなら是非そこに入社して遊びたい・・・)
では、社内システムと言うものはありますか?
なんぞや? 社内のシステム?業務フローとかルールのことか?
・・・と言う方の社内には恐らくないものです。
めちゃくちゃ高い!? 社内システムとは
社内システムとは、会社うさぎさんが言うような業務フローやルールに沿う形でパソコンを操作すれば、業務がスムーズに進むようになるシステムのことです。必要な情報を入力するだけで後はデータを管理してくれます。
そのデータ管理するシステムのことをデータベースと呼ぶのですが、そのデータベースと言う『器』を駆使して皆さんの業務を管理できるものが一般的に社内システムと呼ばれています。
この社内システム、なかなかにお高いのがこれまでの常識でした。
それもそのはず。
業務フローやルールに沿う形で構築するんですから、各社でその内容が異なります。
つまり各社ごとに特注で構築することになるので恐ろしく高額になります。
そんな高いもの導入なんてできるか!解散解散ー
あああっ、待って・・・もうちょっとだけ話を聞いていってください。
その社内システムがこれまでの常識を覆す低価格で実現できるとしたらどうですか?
とある実例・・・
これは実際のお話です。私も実際に関わりました。
とある会社で社内システムを入れ替えるという話が出たのですが・・・そもそものお話で
- 社内システムとは言ってるけど・・・これ、ただの入力したものを保管してる器じゃない?
- お客様のマスターデータが無いんだけど・・・え? 毎回手入力!?
- と言うことは今の顧客データは・・・・・・あぁ、やっぱり同じA社でも人によって入力バラバラだ
全てがこのような状態で、もはやデータベースとしての器はあるものの、自由過ぎる入力によって使用できるデータが無いという状況。とてもではありませんが社内システムとは名ばかりのものだったのです。
これ、普通にシステム開発の見積もりだしたらどうなるんだろう?
その答えは・・・
予算の問題以前にこのデータベースから新システムへの移行はできません。
とまさかの作業拒否!!
仮にこれらを使用せずに最初から作成するとしてもウン千万は必要というトンデモ話になってしまい、お偉いさんがすっかりフリーズするという事態に。
・・・そんな状況から、なんと費用を1/4以下に抑えて社内システムを構築させることに成功しました。
低価格を実現できた仕組みとは?
そんなことが実現できたいちばんの理由が
カジュアルデータベースの採用
でした。
そもそもカジュアルデータベースとはなんぞ?
と言うことになると思いますが、簡単に説明すると
プログラムなど専門的な知識が無くても簡単にデータベースシステムを組み上げる製品のこと。
を言います。別名『ノンプログラミングデータベース』とも言います。
早い話がプログラマーがいなくてもシステム構築ができると言うこと。
当然そこにかかる人件費が無くなるので費用は大幅に下がります。
どんなものがあるの?
有名なものは下記2つでしょう。
他にも色々とありますが操作が難しくなったり、機能が少なかったりするものもあるので調べてみる必要はあると思います。
誰でも使える?
メーカーさんは使えると言います。絶対に言います。
ですがそこについては『待った』をかけたいと思います。
なぜなら・・・
プログラムの知識は不要でもデータベースの知識・経験は必要だから。
これ、意外と落とし穴なんです。
たしかに入力フォームなどの『器』を作成するのは誰でもできるはずです。それくらいに簡単です。
ですがそれをどのようにして活かしていくのか。
データベースはたくさん作成した器を如何に連携させて業務に役立てるかが非常に重要です。
これがなければただの『器』になってしまいます。『器』だけではシステムにはならないのです。
社内の反発も発生します
システムは業務フローやルールに基づいて構築されていきます。つまり
フローから少しでも逸脱する行為は認められない
と言うことです。
システムのないままルールとして運用している会社には必ずと言って良いほど『イレギュラーな対応』と言うものがあります。その対応が全てシステム上では認められなくなります。
本来であればルールなんですから守らなければいけないことです。
だから何ら問題はないはずなんです。
経営者サイドから見れば違反者がゼロになるわけですからなおさらオッケーなはずです。
が、現場は今まで対応してもらえていたことができなくなるという点に強く反応しがちです。
また今後はシステムへの入力を強制されるわけです。
そういったものがしばらくの間はストレスになるのは間違いないことです。
それらをどうやって抑えていくかと言うことも考えなければいけません。
社内システムの必要性
あれっ!? そもそもなんで社内システムって必要なんだ?
そうですね。それが分かるとここまでの話も分かると思います。
一言で言うと
社内システムは経営者が今の状況をリアルタイムで把握できるようにするもの
です。
従来の紙や、Excelなどのファイルでは売上などの状況をリアルタイムですぐに把握することが非常に難しいですよね。
それを瞬時に把握できるようにするために使うのが『社内システム』なんです。
つまりは経営者さんのためのシステム
なわけです。
決して社員の皆さんの業務を楽にするものではありません。
むしろその逆で社員さんは今後
社内システムに絶対に入力しなければいけない
と言う新たなルールが課せられます。
- 経営者さんが今の状況を正確に把握するためには社内全てデータを瞬時に計算できるものが必要
- しかもその計算を出すためには社員に適切なタイミングで入力をさせる必要がある
- その必要なタイミングとは?それこそが業務フローやルールである
・・・と言うことなんです。
社員が積極的に求めているものではないので反発が出るのも当然なんです。
社内システム欲しくないですか?
さぁ、経営者の皆さん。売上データや利益率などのリアルタイム情報、欲しくないですか?
欲しいと思う方は『社内システム』導入を是非検討しましょう。
ただし、その際は社員のみなさまにしっかりと説明し、経営者自らがしっかりと旗振りしなくてはいけません。
なぜなら社員にとっては足枷にしかなりませんから。
そして社員の皆さんはもしも『社内システム』の話が出たら
それだけ経営者が会社の数字としっかり向き合っているんだと思って、可能な限り協力してあげてください。
お互いの歩み寄り。
これがなければいくらお金や時間をかけても失敗します。
そしてまずは低価格な『カジュアルデータベース』で、できるところからからはじめるのもおすすめです。
ただし社内の知識の無い方だけで作るのは危険です。
せめて社内である程度の知識がつくまではサポートしてくれる方がいると安心です。
もちろんamuseplanetでも承っています。会社組織ではないからこそできる圧倒的低価格でお手伝いします!